WordPressの引越〜AWSへ:④データ引越その2:MySQLデータ

by kozaru, 2014/01/15

目次

  1. 引越作業時の環境など
  2. AWSアカウントの作成と「超高速 WordPress AMI」網元の設定
  3. データ引越その1:wp-content内のデータ
  4. データ引越その2:MySQLデータ
    1. 引越元MySQLデータをダウンロード
    2. MySQLデータをEC2インスタンスにアップロード
    3. EC2インスタンスのwp-config.phpをダウンロード
    4. EC2インスタンスにssh接続後、MySQLデータを移設
    5. 復元したデータベースのテーブル接頭辞を確認する
    6. テーブル接頭辞が wp_ 以外の場合はwp-config.phpを修正する
  5. ドメイン設定を変更など

wp-content内のデータの次は、MySQLデータベースデータを移設したときの備忘録です。

④-1:引越元MySQLデータをダウンロード

BackWPup Free – WordPress Backup Pluginを、引越元WordPressにインストール後、有効化します。
plugin

BackWPupメニューから、DashBoardを選択します。
menu

「Download database backup」をクリックすると、バックアップデータがダウンロードされます。
dl

④-2:MySQLデータをEC2インスタンスにアップロード

FileZillaで、④-1でダウンロードしたバックアップデータ(.sql)をEC2インスタンス /var/www/vhosts/{Your EC2 Instance ID}/ 直下にアップロードします。
アップロード

④-3:EC2インスタンスのwp-config.phpをダウンロード

EC2インスタンス /var/www/vhosts/{Your EC2 Instance ID}/ 直下 にある wp-config.phpをダウンロードします。ローカル環境でWordPressを構築している場合は、ローカル環境のwp-config.phpを上書きしないように気をつけましょう。

ダウンロード

wp-config.phpをエディタ(今回はSublimeTextを使用しています。)26行目付近のデータベース情報を確認します。

2014-01-09 15.11 のイメージ

[code]if ( !$db_data ) {
$db_data = array(
‘database’ => ‘i_*****’,       //データベース名
‘username’ => ‘wp_**************’, //ユーザー名
‘password’ => ‘**************’,   //パスワード
‘host’ => ‘localhost’,
);
}[/code]

④-4:EC2インスタンスにssh接続後、MySQLデータを移設

EC2インスタンスにec2-userでssh接続後、rootユーザでssh接続します。アップロードした/var/www/vhosts/{Your EC2 Instance ID}/ には、ec2-userからアクセスできないためです。下記の記事手順で接続します。[2014.1現在]

Amazon Linux で root ユーザのパスワードを変更するには?
超高速 WORDPRESS AMI 網元へリンクします

root

/var/www/vhosts/{Your EC2 Instance ID}/ へ移動し、MySQLデータベースのバックアップを復元します。

[code]$ cd /var/www/vhosts/[Your EC2 Instance ID]/
$ mysql -u root [データベース名] < [バックアップのファイル名].sql[/code]

復元

エラー等がでなければ正常に復元できているかと思います。

注意事項

[Your EC2 Instance ID]のフォルダ名は、i-(ハイホン)ですが、データベース名は、i_(アンダーバー)です。

④-5:復元したデータベースのテーブル接頭辞を確認する

MySQLにrootユーザでログインします。passwordは入力不要でした。[2014.1現在] 復元したデータベースを指定して、テーブル内容を確認します。
[code]$ mysql -u root -p
Enter password: [/code]

[code]mysql> use [データベース名];
mysql> show tables;[/code]

テーブル接頭辞

④-6:テーブル接頭辞が wp_ 以外の場合はwp-config.phpを修正する

wp_で始まるテーブルのみが表示されている場合は、wp-config.phpの修正は不要です。

テーブル接頭辞が違う場合は、wp-config.phpのデータベースのテーブル接頭辞を修正後、アップロードします。

SublimeTextで修正後、
wp_

FileZillaでアップロードします。
アップロード

FileZillaの使い方は、以下のサイトを参考にしました。
ターミナルから行うWordPressデータベースのエクスポートと復元の方法
ありがとうございました。

次は、⑤ドメイン設定を変更などです。
技術的な表記などに間違いがありましたら、教えていただければうれしいです。掲載された記事の情報もしくは内容を利用することで直接・間接的に生じた損失に関しては、一切責任を負いかねます。導入等はご自身の責任で行ってください。

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