初「受験生の親」

by kozaru, 2015/01/28

人生初「受験生の親」を経験しました。その間、こざるからみて思ったこと・感じたことを書きました。
なお、学校名、塾名、合否結果詳細などの掲載は控えます。ご了承ください。

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始まり

始まりは、娘から「中学受験をしたい」と言われたこと。最初は様子をみつつ、学習塾の短期講習に参加させてみました。参加後も気持ちは変わらない様子。

ママもお仕事頑張るから、娘ちゃんも自分のこと頑張ってねと伝えて、学校選びを始めました。

学校選びのこと

学校選びは一番大変でした。本人の最初の希望が「仏教」の学校。通っていた保育園がお寺にあり、幼い頃から、仏様に手を合わせて育った娘。卒園後も、月一回の土曜学校に通っていました。娘にとって「仏教」が大事なファクターなんだなぁと、この時初めて気づきました。

情報を集めたり、説明会などに参加して、学校の雰囲気を体感しました。どの学校も、卒業後の進路については、詳しい資料がありました。今から、6年後の大学受験を考えるの?と思うと、気の遠くなる話だなぁと思いました。

こざるは、娘と学校を選ぶとき、進路実績を、多くは娘に話しませんでした。理由は、今の時点で正しく理解できないと思うし、数年後の娘の希望も、今はわからないからです。その中で、数年後に、娘の意見を尊重して、進路の相談ができる学校がいいなぁと思いました。そういったことを考えながら、仏教と娘の実力(偏差値など)を軸に、一緒に話し合って、学校を選びました。

自宅学習を一緒にしてみて思ったこと

6月にバレエの発表会、7月に近所の神社のお祭りがあり、どちらも参加したいという娘。夏までは、自宅学習を選びました。

小学生に、自宅学習をさせるのは、とても大変でした。特に6月は、週5でバレエのレッスンがありました。土日は1日かけての総稽古です。7月のお祭り前は、2週間19-21時の練習に参加します。小学校の行事、宿題もあります。娘と話し合った結果、「朝」しかない!という結論になり、6時に起きて、毎日1時間勉強しました。

私がやったことは、マンガの本など誘惑の多いものを受験が終わるまで片付けること、勉強スケジュールを作ること、朝起こすことくらいです。最初は苦痛そうで「もうやめたら?」となんども話しました。そんな中でも、娘の「やる」という意思だけは固く、あっという間に夏休みになりました。

塾に通ってみて感じたこと

こざるの知らない世界でした。夏期講習は、お昼過ぎから夜7時くらいまで、休みはテストのない日曜日とお盆だけ。小学生の夏休みとは思えない生活です。その後、9月からは週4回通塾。運動会の前は、応援団の練習が終わってダッシュで戻って、塾に向かっていました。冬季講習は、朝夜の自習にも参加していたので、10時から21時まで塾。お弁当二つ持ちです。こざるは、学習塾に通ったことがないので、驚きの連続でした。

一方、テストの点数で座席が決まるシステムにハマった娘は、クラス(下の方のクラスです)で一番になるために頑張って勉強してました。このとき、娘は周りと一緒に勉強するのが向いているのかなぁと思いました。

娘の気変わり・志望校変更

クライアントさんとお話しした際に、某中学校について教えていただきました。その話を娘にしたところ、とても興味を持ったようだったので、学園祭に行ってみることにしました。

そこで、ますますその学校が気に入った娘。第一志望を変更するといいます。仏教の学校でないことを伝えても、気持ちは変わらない様子。試験に特色があるため、勉強方法も仕切り直し。こんな調子で大丈夫なのかなと思いながら、気づけばもう11月。時間がたつのがとても早かったです。

受験と小学校との関係

担任の先生に受験する旨を伝え、11月くらいから成績証明書等をお願いしたり、インフルエンザが流行する時期の受験になるので、学校で流行った場合、念のためお休みするかもしれないと、相談などもしました。

6年生は行事もたくさんあり、学校だけでも忙しいスケジュールになります。10月の運動会は、6年間の集大成として、全員で組体操。春から練習が始まっていました。9月半ばから運動会までは、学校中心でした。11月には学習発表会があり、その練習も頑張っていました。運動会と学習発表会の間に、宿泊研修がありました。1月に、社会見学、卒業遠足がありました。

受験するなら、体力も必要だなぁと思いました。

仕事と受験生の親の両立について

こざるはフリーランスで、メインは家で仕事をしています。その場合の両立について書きました。

土日は、学校へ出向いたり、学校のイベントなどに参加したりと、時間を取られました。しかしながら、塾の時間を自分の時間として使えました。12月になると、出願関係の手続き(必要書類の手配、写真の準備、記入と提出)に時間を取られました。学校によっては、決まった期日に学校に出向いて手続きする必要もありました。1月の受験期間は、引率に時間が取られましたが、待ち時間は作業できました。

ところが、思わぬ落とし穴がありました。それは、合格発表、合格後の登校日や手続き。受験した学校のうち、HPで合格発表する学校は、1校のみでした。登校日を除けば、保護者のみでよい場合がほとんどですが、子どものみでよい場合はほぼありません。その時間は仕事ができない。そして、合否によってスケジュールが変わるので予測できない。これは大変でした。

この間、お仕事をいただいているクライアントさまには、多くのご配慮をいただきました。本当にありがとうございました。

インフルエンザと受験

受験初日の前日お昼過ぎに、娘のクラスがインフルエンザのため、学級閉鎖になりましたというお知らせが届きました。ひやひやしましたが、塾を終えて帰ってきた娘は、いつも通り元気な様子。ほっとしながら、彼女の希望にそって、カツ丼を食べました。

受験初日の朝もいつも通り元気な様子。受験会場まで向かい、見送りました。試験終了後、出てきた娘の一言は「眠い」。確かに朝は早かったですが、時間は13時。いつもの状態と明らかに違います。お昼を食べようとお店に入りましたが、座っているのもしんどい様子。ご飯は諦めて、帰宅。38度台の発熱。病院にて「インフルエンザA型」。こんなことが起こるなんて、思ってもいませんでした。幸い、翌日には熱が下がり、翌々日には別室受験することができました。近年、インフルエンザの場合、そういった対応のある学校が多かったです。おかげさまで、予定していた学校はすべて受験できました。

受験後の娘の心境変化

娘は、自分の合格・不合格、お友達の合格・不合格を経験しました。不合格に関しては、いずれもとても辛そうでした。のんびり育ってきた小学生が、試験→結果という厳しい現実を目の前に叩きつけられ、自分の気持ちがまだ整理できていないように見える日もあります。

将来的にはわかりませんが「自分の子供には中学受験をさせたくない」と話していました。子供がしたいと言ったら考えるけどと、条件付きで。その言葉を聞いたときに、成長できたのか、成長している途中なんだろうなぁと思いました。いろんな気持ちが残っていて、それをどういうふうに受け止めたらいいのかまだわからないのかもしれないです。

「受験って残酷だね」
この言葉がとても印象的でした。

だからと言って、落ち込んでいるわけではなく、今は元気に小学校に通っています。残りの小学校生活を楽しんで、新しい生活のスタートが切れるといいなぁと思っています。

まとめ

受験で、今まで知らなかった娘の一面を知ることができたことは、とてもよかったです。そして、合否の結果やインフルエンザがなければ、娘もここまで考えなかったのかもしれないですが、それも娘の運命なんだろうなぁと思っています。ご縁があって通うことになった学校が彼女にあっていて、数年後にこの学校に通ってよかったと感じ、「中学受験をしてよかった」と、娘自身が思えるといいなぁと思います。

そして、親としてできることって、もうたくさんないんだなと、塾のお弁当をつくりながら思いました。一緒に算数の問題を解いていたときに、こういうことも段々減るんだなぁと思うと、少しセンチメンタルな気分になりました。とはいえ、これからはその分、時間ができるので、気持ちを入れ替えて、今までできなかったことを楽しんだり頑張ったりしようと思います。

最後に、いろんな方にいろんな形で助けていただきました。本当にありがとうございました。

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