大阪城と言えば、さくらのイメージが強いですが、大阪城公園と天守閣の間(内堀と東外堀の間)に「梅林」があります。
【大阪城梅林:花マーク参照】
まずは大阪城を観て
さくらが咲いて、少し散り始めた頃にここから一枚撮りたいですね。
大阪城をぐるりと堪能して、梅林に向かいます。内堀では、鴨が気持ち良さそうにぷかぷか浮いていました。
大阪城梅林の歴史
思っていたより、歴史は長くないようです。
今では大阪を代表する早春の風物詩として毎年多くの観梅客で賑わうこの梅林の歴史は意外と新しい。 1972(昭和47年)10月、大阪府立北野高校(旧制北野中学)開校100周年事業の一環として同校の同窓会(六稜同窓会)より大阪市に寄贈された22品種、880本の梅の木を元に大阪城二の丸東地区に梅林が造成され、1974年3月に開園したのがその始まりである。開園当初は現・梅林の北西部分0.5haだったが1986年に現在の規模に拡張され(1.7ha)、その時に33品種、1055本と大きく成長。その後は毎年のように移植と補植を繰り返し、今では品種の豊富さにかけては西日本随一といえる規模の梅林になっている(2006年3月現在、97品種、1240本)。
大阪城梅林梅だより より
例年なら、今くらいからが見頃なんですが、今年は雪が降ったりもあったのか、まだ3分咲きといった感じでした。今年はまだまだこれからですよ!
梅の花に囲まれて。ピンクや白の花がとてもやさしい。
春の日差しとともにふんわり開いたまるっこい花びら、柔らかい色。梅の花のいい香りと一緒に春を楽しめます。
早咲きの木々はもう5〜6分咲きのものも。先日の雪がうそのように思える瞬間。
おいしい香りに引き寄せられて、ミツバチが梅の周りを飛んでいました。
さくらの前に、梅の花で春を楽しめますよ。